ムーヴキャンバスの生産中止理由は？評判がおばさんカーで人気ない？口コミから原因を考察

あなたも気になってはいませんか？

ネットで調べると「ムーヴキャンバス生産中止」という情報が散見されます。

本当に、ムーヴキャンバスは生産中止したのでしょうか。
ムーヴキャンバスが生産中止したのであれば、その理由は何なのか？

ムーヴキャンバスを検討していた方にとっては、非常に気になる情報です。

そこで本記事では、ムーヴキャンバスの生産状況や評判を実際の所有者レビューから考察していきます！

ムーヴキャンバスは生産中止？理由は？

SNS上での口コミをみると、ムーヴキャンバスは生産中止したのか？と噂されています。

本当にムーヴキャンバスは生産中止したのでしょうか。
結論からいうと、現時点（2023年12月）でムーヴキャンバスは生産中止していません。

なぜなら、2023年12月11日時点の工場出荷時期目処にも、ムーヴキャンバスは受注から一ヶ月以上の納期で届くことを伝えるリリース情報があるから。

生産が中止されていない理由は「今もなお売れているから」

つまり、生産が中止されていない理由は「今もなお売れているから」

売れているのだから生産中止にする必要はないですよね。

実際、2023年9月の全軽自協「軽四輪車 通称名別 新車販売確報」では、「ムーヴ（キャンバス含む）」販売数は8,415台と、全軽乗用車の中でも5位になるほど売れてます。

さらにある記事には、去年11月以降のムーヴ全体の販売台数のうち、約7割がムーヴキャンバスであるとのダイハツ広報部の情報もあるので、約7,000台も販売されていることになります。

生産中止の噂が流れた原因は「エアバックに関するリコール」

ではなぜ、「ムーヴキャンバスは生産中止」と噂されたのか？
生産中止の噂が流れた原因は「エアバックに関するリコール」かもしれません。

2023年2月2日にダイハツは、ムーヴキャンバスを含む4車種にエアバッグコンピュータの不具合を発見し、リコールの届出をしています。

さらに2023年3月2日には、ムーヴキャンバス、ロッキーのヒューズボックスの不具合が見つかり、再びリコールの届出が行われました。

こうした不具合が重なったことで、ムーヴキャンバスの生産中止は噂が広まった可能性があります。

ムーヴキャンバスのリアルな評判を愛用者がレビュー

ムーヴキャンバスの生産中止理由が分かったところで。
気になるのは「ムーヴキャンバスの評判」ですよね。

「おばさんカー」なんて揶揄されてるようですが、実際のところはどうなのか？

機能性や室内空間など、評判は購入予定者にとって知りたい情報。
そこで！ムーヴキャンバスのリアルな評判を愛用者がレビューしていきます！

購入後に後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

【評判１】上方視界が悪く信号が見にくい

ハイトワゴンなのにスライドドアがあり、親しみやすいデザインで好評の「ムーヴキャンバス」。

そのムーヴキャンバスの上方視界が良くない、との口コミが一部寄せられています。

たとえば、
「新型でも停止線で、信号が見えない」
「天井がちょっと被さり気味で、上方が見えにくい」
といった声が見られます。

ですが、ムーヴキャンバスの上方視界の悪さについては、気にならない、という声もあります。

なので、ムーヴキャンバスの上方視界については、乗る人によって評価が分かれるようです。

身長やシートの高さなどで見え方はかなり異なってくるので、購入前に実際に試乗してみて、自身で体感してみることをおすすめします。

【評判２】中古でも車両価格（リセールバリュー）が高い

ムーヴキャンバスは、中古車でも比較的値段は高いです。

なんですが、値段が高いということは、リセールバリューも良いということ。
実際、ガリバーから情報を確認すると、5年落ちのムーヴキャンバスでも60％を超える水準をキープしています。

つまり、ムーヴキャンバスの中古は、一般的な軽より少し値段が高いものの、高く買い取ってもらえる場合も多いので、リセールバリューを考慮するとメリットにもなります。

【評判３】高速で風に煽られる可能性がある

口コミを確認すると、ムーヴキャンバスは煽られる危険性がある、との声が見られました。

本当に煽られるほど車体は高いのでしょうか？

実際に調べてみると、ムーヴキャンバスの車体の高さは「1655mm～1675mm」
比較対象として同じく軽ハイトワゴンのタントの車体の高さは「1755mm～1775mm」となっています。

比較すると、ムーヴキャンバスの方が10cmも低いことがわかりますね。
（出典：ムーヴ キャンバス主要諸元表、タント 主要諸元表）

これらの結果から、ムーヴキャンバスよりもタントの方が風に煽られやすい、ということは明らかです。

なので、ムーヴキャンバスは、タントのようなスーパーハイトワゴンの車よりは、煽られにいと言えるでしょう。

驚くほど煽られることはない、ということですね。
余談ですが、ムーヴキャンバスは可愛らしい車体デザインのためか、他の車に「煽られやすい」といった声も、少なからず見られました。

【評判４】ターボ付きを買わないと失敗する

新型ムーヴキャンバスは、NAタイプよりターボタイプの方が好評です。

ムーヴキャンバスは、2022年7月13日にフルモデルチェンジした際、旧型にはなかったターボモデルが追加され、注目する人が多いからです。

とはいえ、ムーヴキャンバスのNAエンジンを評価する声もあります。
口コミのなかで特に多いのが、「660ccのNAで900キロオーバーの車体とは思えないスムーズな加速」と快適に走れる点を挙げています。

なので、ムーヴキャンバスのエンジンについては、ターボ付きでなくてもNAで十分という声もあり、人によって意見が分かれることがわかりました。

NAエンジンは普段乗りには問題ありません。
なんですが、高速では物足りないという意見が多いので、高速を頻繁に利用する人は、ターボのほうが良いかもしれませんね。

【評判５】新旧比較すると旧型デザインの方が良い

モデルチェンジすると、必ず論争が起きるのが「デザイン」
ムーヴキャンバスの新旧のデザインに関しても、旧型が良いと評価する声は多いです。

ですが、デザインは個々人の主観に大きく影響します。
実際、新型ムーヴキャンバスは、内外装ともデザイン・質感ともに良好なモデルです。

なので、ムーヴキャンバスの新旧デザインについて、実際に店頭で見てみて決めることをおすすめします。

後悔したくない！ムーヴキャンバスに向いてる人の特徴

ここまで、ムーヴキャンバスのリアルな評判について解説してきました。

結局、どんな人が向いているのでしょうか？
向いてないのに購入しても後の祭り、後悔するだけです。

具体的なムーヴキャンバスに向いてる人の特徴についてご紹介していきます。

【特徴１】男女関係なく可愛いデザインが好きな人

ムーヴキャンバスの外観は、個性的なレトロデザインなので、好き嫌いが分かれる車です。

実際、旧型のムーヴキャンバスは、記事でも紹介されている通り「30歳前後の親と同居する未婚女性」がターゲットでした。

ターゲットがはっきりしていたために、デザインの好みが分かれてしまうのは無理もないでしょう。

ですが、新型になってからは、記事にもある通りモノトーンのボディカラーやターボモデルを採用するなど、男性を意識した開発が行われています。

なので、新型ムーヴキャンバスは、男性女性に関係なく、可愛いデザインが好みの人に向いているといえますね。

【特徴２】車の乗り降りが楽にできる車が欲しい人

ムーヴキャンバスは、ハイトワゴンなので後席の乗り降りがしやすく、足が悪い人や子供を乗せる機会が多い人に向いている車です。

また、室内高が1275mmあり、床下地上高が150mm（4WDは165mm）と低いです。
なのでスペックからも分かる通り、乗り降りが楽にできるうえに、広い室内空間も確保されている車だといえます。

さらに両側はスライドドアになっており、両手が塞がっていても自動で開閉する機能や、ロックを予約できる機能などがついているので、使い勝手も良いです。

お年寄りやお子さんを乗せる機会が多い人には、便利な車だと言えるでしょう。

【特徴３】高速道路の利用や遠出する機会が多い人

ムーヴキャンパスは、新型からはターボモデルが追加されたので、長距離での車利用が多い人には向いています。

たとえば、旧型のムーヴキャンバスにはターボモデルがなかったため、高速道路での加速が弱く不満を漏らす人の声は多いです。

ですが、新型からはターボが追加されたので、高速道路でも楽に加速することができるようになりました。

なので、車で遠出を考えている人にムーヴキャンバスはおすすめです。

まとめ：ムーヴキャンバスの生産中止理由とリアルな評判

ムーヴキャンバスの生産中止理由とリアルな評判をまとめてきました。

ムーヴキャンバスを調査した結果、新型が発売してから売れ行きが落ちるどころか、好調であることがわかりました。

生産中止が噂されたのは、2023年に入ってから2度にわたるリコールが発生したため、おそらく生産を危惧する人たちの声が、広まったものではないかと考察します。

ですが、工場出荷時期も公表されており、現在も生産されていることは明らかなので、生産中止される心配は、今のところないと言えるでしょう。