
愛車から「キュルキュル」音が鳴ると困りますよね。
一部パーツの不具合か?それとも車買い替えのサインなのか?心配にもなります。
最初だけであっても、音の原因が何なのか気になるもの。
そこで本記事では「キュルキュル」と音が鳴って困っている人に向けて、「車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因と対処法」を詳しく解説していきます!
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車のキュルキュルが最初だけ聞こえる音の正体とは?
まず車のキュルキュルが最初だけ聞こえる音の正体とは何なのでしょうか?
結論からいうと、音の正体は「ファンベルト」です。
多くはファンベルトが原因で、車のキュルキュル音を発生させています。
実際に、車検専門業者のサイトでは、エンジンから聞こえる「キュルキュル」といった音はファンベルトが劣化・損傷している可能性があることを指摘しています。
ファンベルトとは、もともとエンジン冷却ファンを動かすためのベルトを指しました。
現在は電動になったため、エンジンルーム全般で使用されるベルト部品を総称して呼ぶようになりました。
それらのベルトが劣化・損傷していると、エンジン稼働時に連動して回転する際に、「キュルキュル」と異音が発生してしまいます。
車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因

「ファンベルトのキュルキュルした鳴きってある程度距離を走ったりエンジンが温まったりすると音がおさまることはあるのでしょうか?朝の1発目エンジンかけてあとだいぶキュルキュル鳴り、20分くらい走れば音は収まります。」
引用: Yahoo!知恵袋「車検、メンテナンス」
車のキュルキュル音の正体は、その多くが「ファンベルト」
この車のキュルキュル音に、口コミをみても悩まされている人は多いようです。
では、どういった状況で音はなるのか?
さらに、ファンベルト以外にも音が鳴る原因があります。
ここでは、車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因についてまとめます。
【原因1】ファンベルトが劣化しているため
まず1つ目の原因が「ファンベルトが劣化しているため」
ファンベルトはゴム製なので、使用環境による影響や経年劣化などによって傷んでいきます。
たとえば、エンジンの熱が異常に高まった場合や、外気温の急激な変化によっても劣化が進みます。
実際、経年劣化でファンベルトがダメになると、キュルキュル音がする体験談も寄せられています。

「ファンベルトが鳴いている。タイミングベルトではない。ファンベルトはゴム製品です。まぁ、中にワイヤーが入っていますけど。ご存知のようにゴムは伸び縮みする。また、熱で柔らかくなる。エンジンルームは熱もあるのでベルトには過酷な条件です。なので経年劣化でダメになってくると鳴くようになります。最初は発進時や加速時など時々しか鳴かない。劣化が進むと四六時中鳴くようになります」
引用: Yahoo!知恵袋「職場の悩み」
経年劣化の目安としては、ベルトの寿命が3~5年、走行距離で言うと、3万km~10万kmの間に1回交換するのが良いとされています。
(出典:カーコンビニ倶楽部「ファンベルトから異音?劣化のリスクや交換の判断基準について」)
もしファンベルトが切れてしまうと、走行不能になるため、異音がする場合は早期に対処することをおすすめします。
劣化の場合は、ファンベルトを目視すればわかるので、日頃から確認すると良いでしょう。
【原因2】ファンベルトの張り調整が不十分なため
次に2つ目の原因が「ファンベルトの張り調整が不十分なため」

「車のキュルキュル音について。エンジンを掛けてから1分間ほどキュルキュル音が鳴ることがあります、かなり大きな音です。最初は寒くて鳴ってるのかと思ったのですが、最近温かくなってきたのにもかかわらず、まだ鳴ります。ちなみに、半年くらい前にオルタネーター発電機とベルトの交換をしたのですが、その時から鳴るようになりました。原因は何が考えられるでしょうか?このまま放置していては、まずいと思いますか?」
引用: Yahoo!知恵袋「車検、メンテナンス」
ファンベルトを交換したばかりの人や、車検で見てもらった直後の人でも、キュルキュル音が鳴りやまない、といったコメントがあります。
そんな人に考えられる原因は、ファンベルトの張り調整が不十分なためです。
ベルトの張りが弱いと、プーリ―(滑車)上でベルトが滑ってしまい、キュルキュルと音が発生します。
エンジン始動直後に音が鳴り、エンジンが暖まると鳴き止むのは、プーリーのすべり面が発熱することにより、ベルトが収縮し張りが強くなっているからです。
また逆にベルトの張りが強すぎても、ベルトを調整するテンショナーに負荷がかかり、不具合の原因になります。
なので、ベルトの張り調整がアンバランスなまま放置していると、次第にベルトの傷みが早まり、劣化やひびわれの原因になってしまいます。
ベストの張り具合は、プーリー間のベルトを指で押さえることで、確認することができます。
また、張り調整方法はオルタネーターの位置をボルトで調整することで、張り具合を調整できますが、難しければ、業者に見てもらいましょう。
【原因3】テンショナー・プーリーの不具合のため
そして3つ目の原因が「テンショナー・プーリーの不具合のため」
ファンベルトがしっかり張っていて、古いものでなければ、プーリーやテンショナーに不具合が生じている可能性が高いです。
俺の車、エンジン始動時に初期だけキュルキュル音鳴るんだけど、原因としてプーリーのサビが原因らしくベルト交換してもすぐに同様の事象が起こるみたい。
プーリーごと交換だと6?10万くらい費用かかるらしく、前回のエンストもあってもうこれ以上金かけるのバカらしいので
— Sassy (@GoApFaAmMi) May 20, 2023
上記口コミでも、音の原因はプーリーのサビだとしています。
なので、ファンベルトを交換しても、音が鳴りやまない時は、プーリー交換も視野に入れる必要があります。
プーリーはベルトの張り具合がおかしいと、負荷がかかり異音の原因になりやすいものの、プーリ―自体の経年劣化で軸が痛み、異音が発生する場合があります。
一方、ベルトのテンショナーは、手動タイプやオートテンショナーなど、様々な種類がありますが、テンショナーのベアリング部品の損傷で、異音が発生する場合があります。
以上のことから、ファンベルト以外でも、テンショナーやプーリーの状態によってキュルキュル音が鳴る場合があるので、定期的な点検が必要になります。
車のキュルキュル音が最初だけ聞こえ始めた時の対処法
車のキュルキュル音が最初だけ鳴る原因がわかりました。
では音が鳴り始めたどうしたらいいのでしょうか?
車のキュルキュル音が最初だけ聞こえ始めた時の対処法についても解説します。
【対処法1】セルフチェックを実施する
まず取り組みたい対処法が「セルフチェックの実施」
ファンベルトは、発電機やエアコンのコンプレッサーなどの周辺機器(補機類)に設置されているので、エンジンルームから目視でベルトの状態を確認することができます。
主に確認するのは、ベルトのひび割れ・劣化、ベルト張り具合、プーリーのサビなどになります。
エンジンの位置によっては、ベルトが見えづらい車種もあるので、無理のない範囲で行いましょう。
また、実際にエンジンをかけて、音を確認してみるのも大切です。
ファンベルト交換時だけでなく、普段から音に違和感や変化がないかをチェックしていれば、未然にトラブルを防ぐこともできます。
【対処法2】メンテナンスを業者に依頼する
セルフチェックが難しいと感じる人には、業者に診てもらうのもひとつの手です。
エンジン回りのメンテナンスは「カー用品店」「整備工場」「ディーラー」などで行うことができます。
「カー用品店」「整備工場」「ディーラー」では、整備士が常駐しているので、素人ではわかりにくいところでも、ちゃんと診てくれるので、安心です。
点検時に、ファンベルトやプーリーに異常がある場合、整備士が交換するようにアドバイスしてくれます。
【対処法3】ファンベルトの交換を依頼する
ファンベルトの交換は、「カー用品店」「整備工場」「ディーラー」で行えます。
それぞれの特徴や注意点をまとめると以下のようになっているので、参考にされてみてください。
「カー用品店」ではファンベルトがOEM部品(純正ではないが割安な部品)で販売されている場合があるので、安く交換することができます。
「ディーラー」の場合は、純正パーツで交換できる反面、価格は割高になりますが、対応等も迅速に行ってくれる可能性が高いです。
「整備工場」は工場によって、取り扱いメーカーの部品や工賃が異なるので、信頼できる工場でなければ、見積もり額を聞いてから判断することをおすすめします。
(参考)ファンベルト交換時の修理料金相場
- 普通自動車の場合:ファンベルト代が4,000円
- 軽自動車の場合:ファンベルト代が3,000円
- 大型車の場合:ファンベルト代が6,000円
上記の金額から、取り付け工賃が5,000円~6,000円かかるので、総額が8,000円~12,000円くらいが相場となっています。
音が発生する前に取りたい車のキュルキュル音への対策
今はまだ、キュルキュル音は発生していない。
しかし、いつ起こりえるかわかりません。
走行距離が長い車や年式が古い車では、発生確率も高まります。
また、車の乗り方によっても変わってきます。
音が発生する前に取りたい車のキュルキュル音への対策をまとめておきます。
【対策1】異物が入りこまないようにする
ファンベルトは、エンジンルームでむき出しの状態で作動しているので、異物が入り込みやすいです。
たとえば、ボンネットを開けたままにしておくと、強風で砂利や木の枝などが入り込みやすくなります。
点検時もボンネットを開けることがよくあるので、なるべく開けたまま放置しないようにすることをおすすめします。
異物が入り込んだ場合、エンジンを切って熱がさめてから、取り除くようにしないと、やけどする恐れがあるので注意しましょう。
【対策2】日常的な点検作業を行う
異音がする前に、普段からエンジンルームの音の確認をしたり、ベルトの緩みや劣化具合を確認するのが対策となります。
ファンベルトの場合は、目視でゴムの状態が確認できるので、日頃からエンジンルームを開けてチェックするのが良いでしょう。
ファンベルトの張り具合も、指で確認することができるので、異音のあった際には、実際に触ってみることをおすすめします。
キュルキュル音は、最初からいきなり大きな音が出るわけではありません。
徐々に劣化していくうちに、次第に音が大きくなる場合が多いため、小さな異音が発生した時点で、調べてみるのが良いでしょう。
まとめ:車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因と対処法
車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因と対処法をまとめてきました。
改めて、車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因をまとめると、
- ファンベルトが劣化しているため
- ファンベルトの張り調整が不十分なため
- テンショナー・プーリーの不具合のため
車のキュルキュル音が最初だけや走り始めに鳴る原因があるのは事実です。
主に、ファンベルトの劣化や損傷により発生している場合が多いです。
なので、普段からエンジンルームを目視するなど、セルフチェックしていれば、大きなトラブルは未然に防ぐことができます。
また、ファンベルトの交換時期に差し掛かった際には、速やかに交換することをおすすめします。